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エクセルのフッターでページ番号を任意の番号から開始する方法




今回は、フッターで ページ番号を 任意の番号から開始する方法にフォーカスします。

例えば、上司から;
「エクセルで作った資料は 会議資料の6ページ目以降に差し込みたいから ページ番号は『6』始まりで 振ってくれ。」
なんて指示されるケースです。

普通にページ番号入りのフッターを設定すれば、ページ番号は「1」から開始されますが、設定しだいで任意の番号から開始できるのです。

フッターのページ番号の設定方法

ヘッダーやフッターの設定は、メニューの「挿入」タブ中の [テキスト] セクションの中にある「ヘッダーとフッター」というアイコンをクリックして開始します。




フッターの表示位置を選ぶ

「ヘッダーとフッター」アイコンをクリックすると、エクセルのビューが「レイアウトビュー」というスタイルに変わり、ヘッダーの中央にカーソルがある状態になります。

今回はフッターを編集したいので、メニューに表示されている「フッターに移動」をクリックして フッターに移動します。

▲カーソルがフッターに移動した

フッターは表示位置が3分割されているので、左・中央・右から任意の表示位置にカーソルを移動します。
今回はそのまま中央にページ番号を表示させます。

ページ番号の書式を選ぶ

メニューの [ヘッダー/フッター要素] にある「ページ番号」をクリックするとページ番号が挿入されます。


▲ページ番号が挿入された

今回のケースには当てはまりませんが、ページ番号もいろいろな表示形式を選択することができます。
メニューの「フッター」をクリックすると、サブメニューが展開されて書式の一覧が表示されます。

▲いろいろ試してみよう


ページ番号の開始番号を設定する

ここからが本題です。
ここまでの状態で印刷プレビューすると、先頭ページのフッターには普通に「1」が表示されています。

▲ごく普通に「1」が表示される

では、先頭ページが「6」から始まる設定に変更しましょう。

ページ番号を任意の番号から開始する

メニューの「ページレイアウト」タブにある [ページ設定] セクションの右隅にある小さな四角をクリックします。


ページ設定のフォームが表示されるので、[ページ] タブの下の方に目をやると「先頭ページ番号(R)」というフィールドがあります。


デフォルトではここが「自動」に設定されているので「6」に上書きして [OK] をクリックして設定完了です。


プレビューしてみると、先頭ページが任意で設定した「6」から始まっていることが確認できます。

▲ページ番号が任意の番号から開始された

『エクセルのフッターでページ番号を任意の番号から開始する方法』はここまで。
他の関連記事とあわせて仕事や趣味に役立ててください。

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