曜日別の集計データ はマーケティングにとって欠かせない材料のひとつです。
そこで 今回は、エクセルで簡単に 曜日別の集計をする方法 について解説します。
エクセルでは基本的な関数の組合せで、曜日別の売上や平均を算出することが可能です。
では、さっそくスタートしましょう。
エクセルで曜日別に集計する
曜日別の売上を算出する
下の表にはA列に日付、B列に曜日、そしてC列にその日の 売上が入力されています。
▲行データは1ヶ月分あります
B列には、関数を使った「(A列の)日付を曜日に変える数式」が入力されています。
この数式について知りたい方は、過去記事;
『エクセルで曜日を表示する書式や関数を整理してみた』
をご覧下さい。
そして、E列とF列に 曜日別の売上を集計する表を作成します。
F列には 曜日別の売上を集計(合計)する数式を入力します。
ここで使用するのが SUMIF関数 です。
SUMIF関数
SUMIF関数とは
SUMIF関数とは「指定された検索条件に一致するセルの値を合計する関数」で書式は;
のように表されます。
サンプルの場合、セルF2に入る数式は;
となります。
入力が完了すると、セルF2には 日曜日(Sun) の売上の合計 1,544,284 が表示されます。
▲日曜日の合計が表示される
あとは セルF2の数式をF8までコピーすれば完成です。
注)範囲 と 合計範囲 は、絶対参照にしておきます。
曜日別の平均を求める
次のサンプルは、曜日別の平均を集計する方法 です。
上のサンプルで使った表を再利用します。
SUMIF関数とCOUNTIF関数のコラボ
セルF2に入る数式は;
となります。
つまり、曜日別の平均を算出するには、SUMIF関数で集計した曜日別売上の合計を、「曜日の登場回数」で割ります。
この「曜日の登場回数」を求めるのに役立つのが COUNTIF関数 です。
COUNTIF関数
COUNTIF関数とは
COUNTIF関数とは、指定された範囲に含まれるセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を返す関数で書式は;
のように表されます。
セルF2の数式の中の「COUNTIF ( $B$2:$B$31, E2 )」の部分は、『Sun』の登場回数をカウントしています。
数式の入力が完了すると、セルF2には日曜日 (Sun) の売上の平均 308,857 が表示されます。
最後に、セルF2の数式をF8までコピーして完成です。
以上で、エクセルで 曜日別の集計をする方法 は終了です。
ぜひ、その他の関連トピックと併せて仕事に役立ててください。
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