エクセルで「2時間後」「3時間前」の時刻を求める|TIME関数

2018/08/07






今回はエクセルで 時刻の加算減算 です。

基準となる時刻の「2時間後」「3時間前」を計算するとき、日付のようにセルの値に+2 或いは-3 しても正しい時刻は表示されません。

関数を使って正しく処理する方法を解説します。

時刻の加算・減算

例えば、クリーニング屋さんの「即日仕上げ」。

『午前中に預ければ 7時間後 に受取り!』

この、「預り時刻」と「受取時刻」をエクセルで管理してみましょう。

下の表がサンプルです。

B列の「受取時刻」を自動で算出させるのですが、ここで役に立つのが、TIME関数 です。


TIME関数の使い方

TIME関数とは

TIME関数 とは、指定した時刻のシリアル値を返す関数で書式は;

=TIME (時, 分, 秒)

のように表されます。
このシリアル値を使って、加算や減算をします。

○時間後の時刻を求める

セルB2に入る値は、セルA2の時刻の 7時間後の時刻なので数式は;

=A2 + TIME ( 7, 0, 0 )

となります。

▲セルB2に7時間後の時刻が入った

あとは数式を下のセルにコピーして完成です。

○時間前の時刻を求める

次はサンプルを替えて、即席の世界時計を作ります。

世界時計の作り方は、基準となる時刻(例:日本時間)をベースに、各都市との時差を足したり引いたりします。
(とはいえ、極東の日本からすると多くの都市は日本よりもマイナスになります)


セルC2に入る日本の時刻を求める数式には NOW関数 を使います。

NOW関数 は、現在の日付と時刻を表すシリアル値を返す関数です。
B列の書式設定は、mm/dd hh:mm としておきます。

▲現在の日付と時刻が入った

そして、セルC3のシンガーポールの時刻を求める数式は;

=C2 - TIME ( ABS (B3), 0, 0 )

となります。

▲1時間前の時刻が表示された
ABS (B3) の部分は ABS関数でセルB3の値を絶対値にしておくためのものです。)

最後に、セルC3の数式をセルC8までコピーして完成です。

▲世界時計の完成!

これで、シンガポールは日本時間の1時間前、パリは7時間前、ロンドンは8時間前の数字が入りました。
※サマータイムが反映しています。

以上で、エクセルで 基準となる時刻の「〇時間後」「〇時間前」の時刻をもとめる「時刻の加算減算」についての解説は終了です。
他の関連トピックとあわせて役立ててください。



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