グラフを重ねたいこと、ありませんか?
例えば「金額」と「人数」のような 関連のある2つの要素をグラフで表す場合、それぞれ 折れ線グラフと棒グラフで見せるよりも1つのグラフエリアに重ねて表示すれば、それらの「関連性」はより伝わりやすいものになります。
このようなグラフを「複合グラフ」と言います。
そこで今回は『エクセルでグラフを重ねる方法』をピックアップします。
2つのグラフを重ねる手順
複合グラフの作り方
サンプルとして下の表を使います。グラフを重ねるには2つの要素が必要です。
まず、表中のいずれかのセルを1つ選択します。
その状態で、メニューの「挿入」タブを選択し「グラフ」セクションの「複合グラフの挿入」をクリックします。
▲複合グラフの挿入(赤枠)
複合グラフの「組み合わせ」は「集合縦棒 - 第2軸の折れ線」を選びます。
すると、2つのグラフが重なった 複合グラフが表の右側に表示されます。
▲グラフを重ねることに成功!
このままグラフタイトルを入力するだけでも良いですが、デフォルトのグラフはなんとも味気ない。。。
ここは是非デザインの調整に挑戦してみましょう。
グラフスタイル
グラフを選択した状態で、グラフの右側に表示される筆のマークのアイコンをクリックすると「グラフスタイル」を簡単に変更することができます。
▲便利な「グラフスタイル」アイコン
色調のほかにも;
・棒や折れ線に影をつけて立体感を出してみる
・プロットエリア(背景)を変えてみる
・凡例の見せ方を変えてみる
など工夫して資料全体のテイストにグラフがなじむように加工しましょう。
▲資料としてふさわしいテイストに仕上げよう!
以上で『エクセルのグラフを重ねる方法|複合グラフの作り方』は終了です。
きっちりマスターして ライバルに差をつけてください。
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