エクセル 割り算の あまりを出す関数は?

2018/08/07






エクセルで割り算を使うことは珍しくありませんが、その商はたいていの場合、小数点以下を任意のケタ数で 切り捨て・切り上げ・四捨五入 しているのではないでしょうか。

では、割り算の 余りを出す 方法はご存知ですか?

割り算の余りをセル上に表示させると便利なケースもあるので、この機会にぜひ覚えておいてください。

エクセルで割り算するときの関数

割り算の整数部分だけを求める関数

余りを出す前に、まずは割り算から。
割り算の整数部分だけを求めるには方法は2つ。

割り算の記号、"/"(スラッシュ)を使ってふつうに割り算をして、小数点以下の数字が発生したときは切り捨てる方法が一つ。

そして、もう一つの方法は QUOTIENT関数 を使う方法です。


QUOTIENT関数

QUOTIENT関数とは、除算の商の整数部分を返す関数で書式は;

=QUOTIENT ( 分子, 分母 )

のように表されます。
引数はふつうの割り算の並び順、つまり 分子 ÷ 分母 のままなので計算が苦手な人でも混乱しません。

下のようなサンプルを作りました。

QUOTIENT関数が使われるのは、下の赤枠(セルD7からD9)の中です。


セルD7に入る数式は;

=QUOTIENT ( B7, $D$4 )

計算としては、「33÷6=5.5」となるのですが、QUOTIENT関数 を使っているため商の整数部分「5」がセルD7に表示されます。


割り算のあまりを出す

つぎは、割り算の余りを出す方法です。

サンプルでいうと、セルF7からF9に入る数式です。

ここで使う関数が MOD関数 です。

MOD関数

MOD関数とは、数値を除算した剰余(あまり)を返す関数で書式は;

=MOD ( 数値, 除数 )

のように表されます。

数値 が「割られる数」で 除数 が「割る数」です。

セルF7に入る数式は;

=MOD ( B7, $D$4 )

となります。
▲セルF7には、33 ÷ 6 の余り「3」が表示された

以上で『エクセル 割り算の あまりを出す関数は?』は終了です。
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