
エクセルで日付を扱う際、「月末の日付を求めたい」「翌月の月末を知りたい」「営業日ベースで月末を出したい」といった場面は非常に多いです。
しかし、手入力や感覚で処理してしまうと、月ごとの日数違いやうるう年の影響でミスが発生しがちです。
この記事では、エクセルで正確に「月末」「翌月末」「月末の最終営業日」を求める方法を、関数を使ってわかりやすく解説します。
エクセルで月末の日付を求める方法
エクセルで月末を求めるには、「EOMONTH関数」を使用します。
EOMONTH関数の基本
* 開始日:基準となる日付
* 月数:何ヶ月後の月末を求めるか
具体例:当月の月末
A1に「2026/3/15」と入力されている場合、結果は「2026/3/31」になります。
「0」を指定すると、その月の月末が返されるのがポイントです。
翌月の月末を求める方法
翌月の月末も、同じEOMONTH関数で簡単に求められます。
具体例:翌月末
この場合、A1が「2026/3/15」であれば、結果は「2026/4/30」となります。
さらに応用すると、
* 2 → 2ヶ月後の月末
* -1 → 前月の月末
といった形で柔軟に使えます。
月末の最終営業日を求める方法
実務で特に重要なのが「月末の営業日」です。
月末が土日・祝日の場合、前営業日を求める必要があります。
この場合は「WORKDAY関数」を組み合わせて使用します。
基本の考え方
1. まず EOMONTHで月末を求める
2. そこから営業日ベースで前日に戻る
具体例:月末の最終営業日
この式のポイントは以下です。
* 「+1」:翌月の1日を取得
* 「-1」:そこから1営業日前に戻る
これにより、結果として「月末の最終営業日」が取得できます。
祝日を考慮する場合
祝日も除外したい場合は、祝日リストを指定します。
例:祝日範囲を指定
例えば、祝日を「D1:D20」に入力している場合:
これで土日だけでなく祝日も除外した営業日が求められます。
よくあるミスと注意点
① 日付が文字列になっている
日付が「文字列」扱いだと関数が正しく動きません。
「2026/3/15」が左寄せになっている場合は要注意です。
→ 対処:日付形式に変換する
② WORKDAY関数の基準日を間違える
「月末そのもの」を基準にするとズレる場合があります。
→ 正解は「翌月1日から戻る」
③ 祝日リストの範囲ミス
祝日範囲に空白や文字が混ざると正しく計算されません。
まとめ
エクセルで月末関連の処理を行う場合は、以下の関数を押さえておきましょう。
* 月末 → EOMONTH (A1, 0)
* 翌月末 → EOMONTH (A1, 1)
* 月末営業日 → WORKDAY (EOMONTH (A1, 0)+1, -1)
これらを組み合わせることで、
* 月末処理
* 請求書作成
* 締め日管理
などの業務を効率化できます。
日付計算は一度仕組み化してしまえば、ミスを大幅に減らせる分野です。
ぜひ今回の内容をテンプレート化して活用してみてください。
広告など
併せて読んでおくとさらに便利
今日の日付の色を変える (行に色をつける) 方法
条件付き書式・TODAY関数
エクセルで今日の日付の色を変える方法について解説。日付が変わっても常に 今日の日付のセルや行に色をつける (色を変える) ことができると、視認性もよくとても便利です。
エクセルで日付を入れると曜日が自動で表示される方法|Excelのキホン
書式記号・日付時刻
セルに 日付を入れると曜日が自動で表示されるようにする方法。日付を手入力して、隣のセルにその日の曜日も手入力するなんてナンセンス。日付を入力したら、曜日は自動表示させましょう。
EXCELで日付から年度を表示させる方法
EDATE関数
エクセルのセルに入力されている日付データをもとに、「年度」を自動で表示できると便利だと思いませんか?エクセルでは関数を使って簡単に年度を表示させることができるのです。
エクセルで曜日別に集計する(売上·平均)|Excelのキホン
曜日・集計
エクセルで曜日別の集計をする方法 について解説。曜日別の集計データ はマーケティングにとって欠かせない材料のひとつです。基本的な関数の組合せで、曜日別の売上や平均を算出することが可能です。
※その他、関連記事はこの記事の下の方にもあります。