時代が令和になってはや2か月。
令和元年になってMS Officeの令和対応はされたものの、「令和1年」と表示される。
え?「令和元年」じゃない。。。
会社の資料作成ではそんなの許されない!というそこのアナタ、令和元年の表示方法を今すぐチェックしておきましょう。
令和対応しているか確認する方法
セルの書式設定でチェック
まずは自分のPCのエクセルが令和対応しているか確認する方法から。
新規のエクセルシートを立ち上げて、セルA1に日付を入力します。
▲日付(2019/05/01 以降)を入力
セルA1を選択した状態で、右クリックメニューから「セルの書式設定」をクリックして書式設定のフォームを表示させます。
「分類」は「日付」に、そして「カレンダーの種類」を「和暦」にします。
「種類」を和暦が表示されている行を選択したときに、「サンプル」のところに「令和~~」と日付が表示されていれば令和対応しています。
▲「サンプル」の表示を確認する
セルA1に 2019年5月以降の日付を入力しているにも関わらず「平成~」で表示されている場合は、まだ令和対応できていません。
Windowsアップデートをして、まずは令和対応させましょう。
令和1年を令和元年と表示させる方法
条件付き書式を使う
さきほどのサンプルをそのまま使用して、書式を上で述べた手順で「和暦」にしておきます。
▲令和1年と表示されている
セルA1を選択した状態で、メニューの「ホーム」タブにある「条件付き書式」をクリックします。
「新しいルール」を設定します。
『指定の値を含むセルだけを書式設定』を選択して、範囲を「2019/5/1~2019/12/31」に設定します。
つぎに、すぐ下の「書式(F)」ボタンをクリックして、条件に合致した際の書式を設定します。
「表示形式」の「分類」を「ユーザー定義」にします。
「種類」のボックスに、以下のように直接入力します。
▲書式記号を直接入力する
OKボタンをクリックすれば、条件付き書式の設定完了です。
▲令和元年で表示された
セルA1には令和元年の日付を入力すれば「令和元年~」と表記されます。
もちろん、「2019/4/30」と入力すれば「平成31年~」、「2020/1/1」と入力すれば「令和2年~」と表記されます。
これで「令和元年対応」の完了です。
『エクセルで令和元年と表示されない時の対応方法』は以上です。
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