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エクセルで行を1行ずつあける2つの方法

データ行が 100行あるときに行を 1行ずつあける、つまり 1行おきに「空白行」を挿入したいときアナタならどうしますか?

実はたった2つの方法を覚えておくだけで良いのです。

今回は、エクセルで行を 1行ずつあける方法をピックアップします。



1行ずつあける2つの方法

データが少ないときは「挿入」をつかう

データが数行しかないときは、以下の方法をおすすめします。

2行目以降Ctrlキーを押しながら 1行ずつ クリックしていきます。


▲Ctrlキーを押しながら 1行ずつクリック

ここがポイント 行をドラッグするのではなく、1行ずつクリックします。

その状態で右クリックして「挿入」をクリックします。

するとデータを 1行ずつあけることが出来ました。


▲1行ずつあけることに成功!

行数が多いときは「並べ替え」を応用する

さて、データ行が多いときは 1行ずつクリックなんて時間のムダ。

そのような時には「並べ替え」機能を応用します。
サンプルは、みなさんに見やすくするためにあえて 5行だけのデータでやります。

まず、データ行の右端の列(サンプルでは E列)に 1からデータの行数分の 連番を振ります。
※データが100行あれば、1~100まで


▲こんな感じ

つぎに、6行目以降に1から連番をもう一度繰り返します。(コピペでよい)


▲連番をコピペする

賢明な読者のみなさんはもうおわかりですね。

セルA1から セルE10までを選択して「並べ替え」をします。
この時に基準となる列を「E列」にするのをお忘れなく。

Excel のキホン
「並べ替え」は、メニューの「ホーム」タブ「編集」セクションにあります。
サブメニューの「ユーザー設定の並べ替え」をつかいます。
並べ替えの設定画面が表示されたら「最優先されるキー」を「列 E」に指定します。

これで昇順(小さい順)に並べ替えると、下のようになって行を 1行ずつあけることが出来ます。


▲E列を並べ替えて空白行が割り込んだ!

最後に E列の連番を消せば完成です。


▲E列の値を消して完成

言われてみればそりゃそうだ、でも目からウロコなテクニック。

エクセルで行を1行ずつあける2つの方法』は以上です。
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