関数 EXCEL&VBA

エクセルで行事までの日数をカウントダウンする方法




夏フェスまでの日数を カウントダウンする。

新型コロナウィルスの問題がなければ、あちこちでこのような光景を目にするはずでした。

さて、今回はエクセルを使ってイベントなど任意の日付までの 日数カウントダウンする方法をピックアップします。

ぜひエクセルの関数を使って、みなさんの大切な日までカウントダウンしてみましょう。

日数をカウントダウンする

任意の日付までの日数をカウントダウンする。

言い換えれば、任意の日付と今日の日付との「日数の差」を求めるということ。

ここで必要となる関数が TODAY関数 です。

TODAY関数とは

TODAY関数とは、現在の日付のシリアル値を返す関数で書式は;

TODAY ( )

のようなシンプルなものです。

任意の日付との 日数の差を求める場合、上のサンプルではセルB4 に入る数式は;

=B2 - TODAY ( )

となります。
ところが、数式が カウントダウンとして返した値は「1900/2/19」のように、値が日付に変換されてしまいました。


▲セルB4には 謎の日付が表示されてしまった

日数の表示形式を整えるには

書式設定で対応する方法

日付に変換されてしまった値は、書式設定を変更することで修正できます。

セルB4で右クリックして、右クリックメニューから「セルの書式設定」を選択します。

セルの書式設定の画面が表示されたら、「表示形式」が [日付] に設定されているはずです。
それを [日付] から [標準] に変更するだけで「日数の差」が表示され カウントダウン出来ます。


▲シンプルな数値で表記された

日数を更新するには

ところで「カウントダウン」ですが、エクセルのシートを開いている間に日付が変わっても、セルの値は自動では減るわけではありません

その場合は、キーボードの「F9」を押すとシートの再計算が実行されセルの値が更新されます。

以上で『エクセルで行事までの日数をカウントダウンする方法』はおしまい。
他の関連記事とあわせて仕事や趣味に役立ててください。

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