今回は 循環参照の探し方 をピックアップします。
複雑な資料づくりに取り組んでいる最中に「循環参照に関する警告」に出くわしてショックーーーっ!なんてことありませんか?
数式を修正する前に、まずは 循環参照がどこで発生しているのか 探さなくてはいけません。
循環参照の探し方、知っているのといないのとでは大違い。
ぜひこの機会に覚えておきましょう。
循環参照の探し方
エラーチェック
冒頭にも述べたとおり、循環参照を解除するには まず「循環参照がどこで発生しているか」探す必要があります。
循環参照の探し方ですが、こんな時は「エラーチェック」の機能を利用します。
メニューの「数式」タブの中にある「ワークシート分析」セクションに「エラーチェック」はあります。
▲エラーチェックの場所
「エラーチェック」の右側の矢印をクリックして、ドロップダウンメニューの中にある「循環参照」 にカーソルを乗せると、循環参照が発生しているセルの位置が表示されます。
循環参照が発生している場合:
▲セルA1とF9が表示された
表示されているセルをクリックすると、該当セルにジャンプしてくれます。
その場で数式の修正をしましょう。
このように、循環参照の探し方は意外とカンタンなのです。
循環参照とは
循環参照とは、セル内に入力されている数式がそのセル自体を参照している状態のこと、あるいは複数のセルの数式が互いの値を参照し合っている状態のこと。
循環参照の状態になると、同じセルが反復計算され 無限ループ に陥ります。
循環参照に関する警告
上のサンプルのような状態になると「循環参照に関する警告」メッセージが表示されます。
下に表示されているメッセージが「循環参照に関する警告」です。
▼拡大すると。。。
1つ以上の循環参照が発生しています。
循環参照とは、数式が直接的または間接的に自身のセルを参照している状態を指します。これにより、計算が正しく行われない可能性があります。
循環参照を削除または変更するか、数式を別のセルに移動してください。
また、当サイトで過去にエラーチェックではありませんが、「セルがどこから参照されているか探す方法」についても解説しています。
関連事項としてぜひご覧ください。
以上で『循環参照の探し方』は終了です。
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