「えーっと、今日は何日だっけ?」
資料の作成日など、自動で 今日の日付 が表示 されれば便利ですよね。
エクセルには簡単に 今日の日付を表示してくれる関数 があるのをご存知ですか?
この関数さえセル上にセットしておけば、常に今日の日付を表示してくれます。
そこで今回は『エクセルで今日の日付を表示する関数』をピックアップします。
今日の日付を表示する関数
TODAY関数
TODAY関数とは、現在の日付(=今日の日付)を表す シリアル値 を返す関数です。
日付の「シリアル値」というのは、「1900年1月1日」を「1」として始まる整数の通し番号のことです。
例えば「2022年1月1日」のシリアル値は「44562」になります。
TODAY関数の書式は;
と、とてもシンプルです。
実際にセルA1 に入力したときのイメージは以下のようになります。
▲今日の日付は 2021年12月26日です
セルA1の書式が勝手に「yyyy/m/d」になっていますが、TODAY関数が返した値はあくまで 今日の日付の「シリアル値」(44556)です。
「セルの書式設定」で 書式は自由に変更できます。
例えば、隣り合ったセルに同じ TODAY関数をセットして、左のセルは「日付」を表す書式を設定して 右のセルは「曜日」を表す書式にすることも可能です。
下のサンプルは、セルA1からB3まですべて入力されている数式は「=TODAY ( )」です。
▲セルの数式はすべて TODAY 関数
TODAY関数の応用例
今日の日付を 関数で表せるということは、数式に加算・減算を加えることで「前日の日付」や「翌日の日付」を表示することも可能になってきます。
常に前日(昨日)の日付を表示するなら;
翌日(明日)の日付を表示するなら;
となります。
また、TODAY関数と 文字列を組み合わせて、文章中に今日の日付を組み込む こともできます。
ただ、この場合は注意が必要で、文章中の日付の書式を指定するために TEXT関数 を組み合わせます。
以上で『エクセルで今日の日付を表示する関数は?』は終了。
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