国内旅行サイトの利用者数ランキング、上位陣は「楽天トラベル」「じゃらん」など常連組、伸び率ではキュレーションメディアが大躍進!
ネットでの行動分析を行うヴァリューズが、2016年夏の旅行に関するネット利用傾向を調査・公表しました。
その動向をちょっと見てみましょう。
サイト訪問者数
内容を見てみると、国内系OTA (Online Travel Agent=旅行サイト)で2016年6月の訪問者が最も多かったサイトは以下のとおりです。
2位「じゃらんnet」の910万人(同96.46%)
3位「日本航空(JAL)」の613万人(同115.2%)
国内旅行・交通系参考サイト:
楽天トラベル: 宿・ホテル予約 国内旅行・海外旅行 予約サイト
【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!
JALで行く国内旅行
注目すべきは、私も大好きな;
Find Travel(ファインド トラベル)
RETRIP(リトリップ)
といった キュレーションメディア が、旅行や航空、交通関連の予約サイトに割って入り10位以内にランクインしていることです。
近々 h1r0-style.net でもピックアップしますが、このところの キュレーションメディア の大躍進は目を見張るものがあります。
▲ヴァリューズ:報道資料より
※「旅行・交通」分野のサイトはヴァリューズ独自の定義にもとづき選定されたものです。
ユーザー数の伸び率
また、ユーザー数の「伸び」に注目してみると「RETRIP(リトリップ)」が前年比約500%超で1位、2位は旅行総合ガイドサービス「TravelBook」が約3.5倍、3位は格安航空券比較の「Skyscanner(スカイスキャナー)」が約3倍となった。
第3位の「スカイスキャナー」は前回のこのカテゴリーの記事でもピックアップしたばかり。
>『ホテル予約、意外と損していませんか?』
そのほか、ユーザー数は20万人台にとどまるものの、韓国旅行関連の「ソウルナビ」「コネスト」がそろって大きく伸びていることがわかる。
ユーザー数の伸び率上位10サイトは以下のようなラインナップ。
なお、旅行を検討していない人に比べて国内旅行予定者がよく利用するサイトをみると;
2位は「楽天トラベル」
3位は「食べログ」
というトップ3だ。
そのほか、h1r0-style.net でも旅行を検討する際に推している「トリップアドバイザー」は昨年15位から大きく躍進して第5位。
6位が「Yahoo! 路線情報」、11位が「Yahoo!地図」、19位が「ナビタイム」となり、旅行での移動手段などを検索している様子がうかがえます。
海外旅行サイト
海外旅行予定者がよく利用するサイト(海外OTA)では;
2位「トリップアドバイザー」
3位「エクスペディア」
でした。
そのほか30位以内には、「ブッキングドットコム」「ホテルズドットコム」「ジェットスタージャパン」など、昨年度は圏外だった格安ホテル・格安航空券検索サービスのランクアップがみられ、「賢く旅する」考え方は確実に浸透してきていますね。
参考リンク:
世界最大の旅行口コミサイト【トリップアドバイザー】
かしこい旅、エクスペディア
海外ホテル検索、Booking.com
ホテル予約ならHotels.com
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