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名古屋めし丨山本屋本店の味噌煮込みを喰らう





山本屋本店の味噌煮込みうどん

仕事がら月に一度は名古屋に行くのですが、そんな私が必ず食べる「名古屋めし」があります。

それが、山本屋本店の「味噌煮込みうどん」です。
みなさんは 味噌煮込みうどん ってご存知ですか?




味噌煮込みうどん

味噌煮込みうどん(みそにこみうどん) は、うどんの料理であり、味噌仕立て の汁で煮込んだ日本の料理。主に土鍋を 用いて煮込まれることが多く、鍋焼きう どんとともに煮込みうどん一種であるとも言える。

出典: Wikipedia

う~ん、いまいちあの感動的な美味さが伝わらない。
味噌煮込みうどんはそもそも美味しいのですが、山本屋本店のソレは他店の味噌煮込みとは似て非なるものなのです。

山本屋本店

山本屋本店は名古屋市内を中心に展開している明治40年創業の味噌煮込みうどんの専門店なのです。

「味」にも「おもてなし」にも独創性を大切に、他のライバル店との差別化に成功しています。

自家製の漬物

注文はいつもどおり、「味噌煮込みうどん」(税抜1,000円)。

季節限定のものやら、具材がいろいろ乗っかったものやらメニューは色々あるのですが、それらには全く目もくれず一番スタンダードな「味噌煮込みうどん」一択。

ここで独自性のあるおもてなしが。
最初に出てきたのが「自家製のお漬物」。

山本屋本店_自家製漬物

コレ、大きさ伝わりますかね?
初めての人なら、「え!?ひとり分?」って思うくらいたっぷりの量なんです。

仕事じゃなかったら味噌煮込みが出てくるまで、このお漬物でビール1杯、、、いや2杯はいけます。
これがまたあっさりで美味しいんです。

この自家製漬物も山本屋本店「らしさ」の大事なひとつです。

味噌煮込みうどん

さあ、おまたせしました。主役の登場です。

山本屋本店の味噌煮込みうどん

最初はもちろん蓋がされた状態で運ばれてきます。
グラグラ煮えたぎった状態で。もう期待感MAXです。

穴の開いていない鍋蓋

上の画像の右側に土鍋のふたが写っているのですが、普通の土鍋のふたと少し違うことにお気づきでしょうか。

そう、ないんです。「穴」が。

山本屋本店の土鍋のふたには湯気抜きの穴があいていません。
ふたを「取り皿」として、うどんを取り分けて食べるのが名古屋流なのだとか。
だから穴があいているとアツアツのお汁がこぼれて都合が悪いのです。

土鍋から直接うどんをふうふうしながら食べているお客さんもいるのですが、私はいつも「名古屋流」「山本屋流」で食べています。
ちょっと常連っぽいし。

ふたの話ばかりしていますが、土鍋そのものも伊賀の窯元で山本屋本店専用 に焼き上げられたオリジナルで、見たところかなりの年期が入っています。

ずーっと炎と闘いながら味噌煮込みうどんを美味くし続けてきてるんだよなぁ。

やっぱり味噌が最高

味噌煮込みうどん」ってやっぱり味噌が決め手ですよね。

名古屋めしが好きな方は味噌の味が好きなんだろうな、きっと。
(手羽先やら「ひつまぶし」もありますけどね)

これは調べて分かったことですが、単なる赤味噌じゃなかったんですね。

3年間ものあいだ醸造させた赤味噌と白味噌にさらにザラメを独自の技術でブレンドしてじっくり炊き上げた「あじ味噌」と呼ばれるものだったのです。

どうりでクセになるはずです。

硬めの麺が独特

うどん
生まれて初めて食べた味噌煮込みうどん山本屋本店のものだったので、あの独特の麺の硬さが当たり前だと思っていたんです。

ところが、都内で無性に味噌煮込みうどんが食べたくなって他店の味噌煮込みうどんを食べたときに気付いたのです。

山本屋本店のうどんはとびぬけて硬いと。

食べたことがある方はイメージできると思うのですが、山本屋本店のうどんはかなり硬めなのです。
でも最高に美味いんだなぁ。

無料でついてきたご飯ともどもあっという間に完食しちゃいました。

皆さんにも熱々のところをハフハフ言いながらぜひ食べてもらいたい。

店舗情報
店 名: 山本屋本店 名古屋駅前店
所在地: 名古屋市中村区名駅3-25-9
     第1堀内ビル地下1階
交 通: 名古屋駅地下街ユニモール6番出口
営 業: 11:00〜22:00
    (ラストオーダー21:30)
公式HP: http://yamamotoyahonten.co.jp/

▼食事の後にはこんなドリンクメニューがさりげなく出てきます。
山本屋ドリンクメニュー
でも、味噌煮込みうどんの後味を消したくなかったのでなにも頼まず。。。スミマセン。

山本屋本店の公式HPはこちらから。

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