Excel 365では、2024年から2025年にかけて多数の 最新関数 が追加され、使い勝手が大きく進化しています。
この記事では、「Excel 365」「最新関数」をキーワードに、ビジネスや分析業務で活用できる注目の新機能をわかりやすく紹介します。
Excel 365の最新関数
正規表現対応の新関数【2024年追加】
従来のExcelでは難しかった正規表現(Regular Expression)による文字列処理が、ついに公式対応となりました。
以下の3つの関数が新たに登場し、より柔軟なテキスト検索や置換が可能になっています。
REGEXTEXT
:文字列が特定の正規表現に一致するかを判定REGEXEXTRACT
:文字列から正規表現に一致する部分を抽出REGEXREPLACE
:正規表現に一致する部分を他の文字列に置換
さらに、XLOOKUP
や XMATCH
にも正規表現モードが追加され、検索機能が飛躍的に強化されました。
配列処理・整形を強化する関数群
データ整形や一覧処理に便利な関数も続々と追加されています。
TRIMRANGE
:空白セルを除いた実データ範囲を取得SEQUENCE
:連続した数値や日付のリストを自動生成SORT
/SORTBY
:配列を柔軟に並べ替えUNIQUE
:重複を取り除いて一意の値を抽出
これらの関数は、フィルターやピボットテーブルを使わずに動的な表を作れる点が魅力です。
画像・カスタム関数・Pythonとの連携も進化
IMAGE
関数では、画像URLを指定するだけでセル内に画像を挿入可能LAMBDA
関数により、複雑な処理を関数化し再利用が可能に- さらに、Python in Excelが登場し、PythonコードをExcel内で直接実行できるようになりました
データ分析、機械学習、グラフ描画などもExcelだけで完結できる時代が到来しています。
まとめ
Excel 365の最新関数は、文字列処理からデータ分析まで幅広く対応し、これまで外部ツールに頼っていた作業もExcelだけで完結可能になりました。
今回紹介した最新関数は、また個別にその使い方の具体例などを紹介していきますのでご期待ください。
今後も続々と進化が見込まれるExcel 365を、ぜひ業務の効率化に役立ててみてください。
関連記事・広告