エクセルには、多くの計算やデータ処理を簡単に行うための機能が備わっています。
その中でも「関数ライブラリ」は、数多くの関数をカテゴリごとに整理し、簡単に選択できる便利なツールです。
本記事では、エクセルの「関数ライブラリ」の使い方について詳しく解説します。
関数ライブラリとは?
エクセルの「関数ライブラリ」とは、よく使われる関数をジャンルごとに分類し、簡単に挿入できるようにした機能です。
「数式」タブ内にある「関数ライブラリ」グループから利用できます。
関数ライブラリには、次のようなカテゴリがあります。
・ 財務関数(PV, FV など)
・ 論理関数(IF, AND, OR など)
・ 数学/三角関数(SUM, ROUND, SIN など)
・ 統計関数(AVERAGE, MEDIAN, COUNT など)
・ 検索/行列関数(VLOOKUP, HLOOKUP, INDEX など)
・ 日付/時刻関数(TODAY, NOW, YEAR など)
関数ライブラリの使い方
1. 関数を選択して挿入する
1. 「数式」タブを開く
2. 「関数ライブラリ」からカテゴリを選択
3. 使用する関数をクリック
4. 「関数の引数」ダイアログボックスが表示されるので、必要な値を入力
5. 「OK」をクリックして関数を適用
▲「関数の引数」ダイアログボックスの一例(ASC関数)
2. 関数の検索機能を活用する
エクセルには「関数の挿入」ダイアログボックスがあり、関数名がわからなくてもキーワード検索で探すことができます。
1. 「数式」タブの「関数の挿入」ボタンをクリック
2. 検索ボックスにキーワードを入力
3. 候補の関数が表示されるので選択
4. 「OK」をクリックして関数を適用
関数ライブラリを活用するメリット
関数を簡単に見つけられる
関数名を正確に覚えていなくても、カテゴリごとに整理されているため、必要な関数をすぐに見つけることができます。
記述ミスを防げる
関数を手入力すると、スペルミスや引数の間違いが発生しやすくなりますが、関数ライブラリを使えば自動入力されるため、ミスを減らせます。
関数の説明を確認できる
関数ライブラリで関数を選ぶと、「関数の挿入」ダイアログで関数の説明が表示されるため、どのような計算を行うのかを事前に確認できます。
まとめ
エクセルの「関数ライブラリ」は、関数を素早く見つけて正しく適用するための便利なツールです。
特に初心者の方や、多くの関数を活用する場面では大いに役立ちます。
「数式」タブを活用し、エクセルの作業効率を大幅に向上させましょう。
エクセルでの作業効率を上げるために、関数ライブラリを積極的に活用してみてください!
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