タスク管理などで完了したタスクのセルに「日付」を入力すると、自動で行全体を グレーアウト したい。
こんなことありませんか?
そこで今回は、完了日の列に日付を入れるだけで、その行全体をグレーアウトする方法について解説します。
日付を入れたら行全体をグレーアウトする
冒頭で述べたように、完了したタスクの完了日のセルに「日付」を入力すると、行全体がグレーアウトされる設定について解説します。
指定の値を含むセルだけを書式設定
下のようなサンプルを使います。
▲C列の完了日に「日付」を入れて管理する表
まず、表のヘッダー行を除くセル範囲を選択します。
▲表の2行目以下を選択
つぎにメニューの [ホーム] タブの [スタイル] セクションにある「条件付き書式」をクリックして、サブメニューに表示される「新しいルール (N)」をクリックします。
▲メニューの見え方はバージョンによって違います
「新しい書式ルール」の上段にあるルール一覧から「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。
下段の [ルールの内容を編集してください] の部分を下の画像のように設定します。
▲セルの値が「0」より大きければ グレーアウトさせる
上段のボックスには以下の数式を入力します;
「C」の前には絶対参照を表す「$」を入力して参照する列を固定します。
つぎに、右下の「書式(F)」のボタンをクリックして「塗りつぶし」タブでセルの色をグレーに指定します。
[OK] ボタンをクリックして設定は完了です。
完了日の列に日付を入力するとその行全体が グレーアウト されているのがわかります。
▲完了日に日付を入力した2行目全体ががグレーアウトされた
「グレーアウト感」を強めたければ、セルの塗りつぶしだけでなく、フォント自体のカラーもグレー系(背景よりも濃いグレー)にすると良いです。
フォントもグレー系にしてみたサンプルが下の画像です。
違いをわかっていただけますか?
▲フォントもグレー系にすると「グレーアウト感」は強まる
このように、グレーアウトさせることで視覚的にわかりやすい資料に仕上がります。
以上で『エクセルで完了日の日付を入力した行をグレーアウトする方法』は終了です。
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