エクセルを使用していると、日付のデータから「月だけ表示したい」と思うことはありませんか?
たとえば、売上データやプロジェクトの進行状況を月ごとに整理したい場合、日付全体を表示する必要はなく、月だけ表示できると便利です。
この記事では、エクセルで「月だけ表示したい」ときに使える関数や方法について解説します。
エクセル関数で月だけ表示する方法
エクセルで「月だけ表示したい」ときは、以下の関数が便利です。
TEXT関数を使う方法
TEXT 関数を使用すると、日付の表示形式を自由に設定できます。
この関数を使えば、簡単に月だけを表示できます。
使用例:
1. 日付がセルA1に入力されている場合、月だけを表示するには以下の数式を使います。
2. この数式を使用すると、セルA1の日付から月だけが「01」「02」などの形式で表示されます。
MONTH関数を使う方法
MONTH 関数も「月だけ表示したい」場合に便利です。
この関数は日付の「月」部分を数値(1〜12)として返します。
使用例:
1. セルA1に「2024/9/1」のような日付がある場合、以下の数式を使います。
2. この数式を入力すると、セルA1の日付から月部分の数値が「9」として表示されます。
セルの書式設定で月だけ表示する方法
エクセルで「月だけ表示したい」とき、セルの書式設定を変更するだけでも月を表示できます。
1. 対象となるセルを選択します。
2. 右クリックして「セルの書式設定」を選びます。
3. 「表示形式」タブを選択し、「ユーザー定義」をクリックします。
4. 「種類」に「mm」と入力し、「OK」をクリックします。
この方法を使うと、元のデータを変更せずに表示だけを変更できるので、データがそのまま残り安心です。
ピボットテーブルで月ごとに集計する方法
「月だけ表示したい」場合、ピボットテーブルを使うことも有効です。
ピボットテーブルでは、日付データをグループ化して月ごとの集計が簡単にできます。
1. データ範囲を選択し、「挿入」タブから「ピボットテーブル」を選択します。
2. ピボットテーブルのフィールドで日付をドラッグし、「列ラベル」に配置します。
3. 「グループ化」オプションから「月」を選択して「OK」をクリックします。
まとめ
エクセルで「月だけ表示したい」場合、`TEXT`関数や`MONTH`関数、セルの書式設定、そしてピボットテーブルを利用することで、簡単に月だけを表示することが可能です。
これらの方法を駆使して、日付データをより見やすく整理しましょう。
エクセルを活用して効率的にデータを管理したい方にとって、月だけ表示するスキルは非常に役立つでしょう。
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