エクセルで作業をする際に、日付を自動で表示させたい場面は多々あります。
特にデータの更新日やタスクの締め切り日などを手動で入力するのは手間がかかります。
ここでは、エクセルで日付を自動表示するいくつかの方法を紹介します。
TODAY関数を使って今日の日付を自動表示
最も簡単な方法は、`=TODAY( )`関数を使うことです。
この関数をセルに入力するだけで、現在の日付が自動で表示されます。
この方法は、毎日自動的に日付が更新されるため、日付の更新を手動で行う必要がありません。
手順:
1. エクセルを開き、日付を表示させたいセルを選択します。
2. `=TODAY( )`と入力し、Enterキーを押します。
これで、選択したセルに今日の日付が自動表示されます。
たとえば、今日が 2024年8月28日であれば、「2024/08/28」と表示されます。
NOW関数を使って日時を自動表示
`=NOW( )`関数を使用すると、現在の日時が表示されます。
この関数は、日付だけでなく、時間も含めて表示したい場合に便利です。
手順:
1. エクセルを開き、日時を表示させたいセルを選択します。
2. `=NOW( )`と入力し、Enterキーを押します。
この方法では、選択したセルに現在の日時が自動表示されます。
たとえば、今日が2024年8月28日で、時間が午後2時30分であれば、「2024/08/28 14:30」と表示されます。
自動入力機能を使って日付を連続表示
連続する日付を自動で入力する場合は、エクセルの「オートフィル」機能を利用します。
この方法は、スケジュールやカレンダーを作成する際に非常に便利です。
手順:
1. 最初の日付を入力したセルを選択します。
2. セルの右下隅にマウスカーソルを合わせ、黒い十字が表示されたら 下方向にドラッグします。
ドラッグした範囲に、連続した日付が自動で入力されます。
たとえば、2024年8月28日を入力したセルをドラッグすると、次のセルには「2024/08/29」といった具合に日付が順次入力されます。
動的な日付表示をVBAで実現
もっと高度な方法として、VBA(Visual Basic for Applications)を使って動的な日付表示を実現することもできます。
これにより、特定のイベントが発生したときに日付を自動で更新することが可能です。
手順:
1. エクセルの開発タブを有効にし、「Visual Basic」をクリックして VBAエディターを開きます。
2. 新しいモジュールを作成し、以下のコードを入力します。
Sub 更新日付( )
____Range ("A1") .Value = Date
End Sub
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3. エディターを閉じ、エクセルに戻ります。
4. Alt + F8キーを押してマクロを実行します。
これで、セルA1に今日の日付が自動表示されます。
マクロを定期的に実行することで、日付の自動更新が可能です。
まとめ
エクセルで日付を自動表示する方法は多岐にわたります。
簡単な`=TODAY( )` や `=NOW( )` 関数から、オートフィル機能、さらに VBAを使った高度な方法まで、目的に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。
これらの方法を活用し、日付の自動表示を効率的に行いましょう。
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