エクセルでデータを集計する際、特定の記号や文字の数を数えたい場面があります。
例えば、表の中に "〇" が入力されているセルの数を数えたい場合、どのような関数を使えばよいでしょうか?
本記事では、エクセルで〇の数を数える方法について、関数を活用した具体的な手順を解説します。
〇の数を数えるにはCOUNTIF関数が便利
エクセルで特定の文字を含むセルの数を数えるには、COUNTIF関数 を使用します。
この関数は、指定した範囲内で特定の条件に一致するセルの数を求めるものです。
COUNTIF関数の基本構文
・ 範囲:検索対象となるセル範囲
・ 条件:カウントする条件("〇" など)
実際に〇の数を数える方法
例えば、以下のような表があったとします。
この表の中から "〇" の数を数えたい場合、以下の手順で関数を入力します。
1. 結果を表示したいセルを選択
2. COUNTIF関数を入力
3. Enterキーを押して確定
すると、範囲 A1:C3 に含まれる "〇" の数が計算されます。
▲表の中の 〇の数を数えることができた!
応用:複数の範囲を指定して〇の数を数える
COUNTIF関数は1つの範囲しか指定できませんが、複数の範囲を対象に〇の数を数えたい場合は、COUNTIF関数を複数回使い、合計を求める方法 があります。
この方法を使うことで、表の複数の列やシートを対象に〇の数を集計できます。
COUNTIFS関数を活用して条件付きカウント
COUNTIF関数は1つの条件しか設定できませんが、COUNTIFS関数 を使えば、複数の条件を満たすセルを数えることが可能です。
例えば、"〇" が入力されているセルのうち、隣のセルに "×" がある場合だけを数えたい場合、以下のように COUNTIFS関数を使用します。
まとめ
エクセルで〇の数を数えるには、COUNTIF関数が最も簡単で便利です。
基本的な使い方だけでなく、複数範囲を指定する方法や COUNTIFS関数 を使った応用方法もあります。
ポイントのおさらい
・ COUNTIF関数 を使えば、指定範囲内の〇の数を数えられる
・ 複数範囲を集計 したい場合は、COUNTIF関数を複数回使用して合計する
・ COUNTIFS関数 を使えば、複数の条件を満たすセルの数を数えられる
エクセルを活用してデータを効率的に集計するために、ぜひ活用してみてください。
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