エクセルで表を作るとき、見やすさの決め手となるのが「罫線」です。
しかし、多くの人が「枠線を引くだけ」で終わってしまいがち。
実は、罫線には便利な裏ワザがたくさんあり、ちょっとした工夫で資料のクオリティや作業効率が格段にアップします。
本記事では、エクセルの罫線を使った裏ワザ5選を紹介します。
見た目がプロっぽくなるだけでなく、チーム内の共有資料でも一目置かれること間違いなしです。
裏ワザ1:セルの右側だけに「点線」を引く
通常の罫線では表現しにくい、右側だけに点線を入れる方法をご紹介。
操作手順
- 対象セルを選択
- 「ホーム」タブ → 「罫線」メニュー → 「その他の罫線」
- 「線のスタイル」から点線を選択
- プレビューで右側のみに設定し「OK」
活用例
コメント欄や備考欄の「仕切り線」に活用することで、視線の流れを邪魔せずスッキリ見せられます。
裏ワザ2:罫線を一瞬でコピーする方法
セルの内容だけでなく、罫線の書式だけをコピーしたいことってありませんか?
操作手順
- 書式をコピーしたいセルを選択
- 「ホーム」タブ → 「書式のコピー/貼り付け」
- 対象セルにクリック
この方法で、罫線だけでなく背景色やフォント設定なども一括コピーできます。
裏ワザ的活用
「Ctrl + Shift + C」→「Ctrl + Shift + V」のショートカットキー(Microsoft365一部環境)でもOK。
裏ワザ3:枠線のない空白セルを一目で把握
複雑な資料でありがちな「どこまでが表?」問題を解消するため、枠線の見せ方を工夫しましょう。
操作手順
- 表全体を選択
- 「ホーム」タブ → 「条件付き書式」 → 「新しいルール」
- 「数式を使用して…」を選択し、
=ISBLANK(A1)
などと指定 - 「書式」ボタン → 「罫線」で内側に点線を設定
効果
入力漏れのチェックがしやすくなり、作業ミスの低減にもつながります。
裏ワザ4:太線を使って「見出し強調」
「太枠線」を使うことで、タイトルや見出し行が際立つようになります。
操作手順
- タイトル行を選択
- 「罫線」→「その他の罫線」
- 上下に太線、左右に通常線を指定
これにより、印刷したときにも視認性が格段に向上します。
裏ワザ5:非表示でも枠線だけ残す技
行や列を非表示にしても枠線だけ残したい場合、下記の方法が有効です。
操作手順
- 非表示にしたい範囲の前後に罫線を設定しておく
- その後、対象範囲を「右クリック」→「非表示」
罫線は非表示にならないので、視覚的な区切り線として機能します。
まとめ
エクセルの罫線はただの「飾り」ではありません。視認性・可読性・操作性すべてに影響する、立派なビジネススキルです。
今回ご紹介した裏ワザを駆使すれば、あなたのExcel資料がグッとレベルアップすること間違いなし!
特に「エクセル 罫線 裏ワザ」などの検索キーワードで探している方にとって、すぐに実践できる内容ばかりです。
ぜひ活用してみてください。
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